四国アルフレッサは、「社会から信頼される企業であり続けること」を目標とし、「人権の尊重と適正な労働環境整備」「地域社会との共生・環境保全」「組織ガバナンスの充実による誠実な事業活動の遂行」に取り組みます。
ESG*課題への取り組み
*環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取った言葉
健康経営について
■ 四国アルフレッサ健康宣言
四国アルフレッサ株式会社は、四国四県の地域医療に貢献する企業として成長していくためにも、社員一人ひとりが心身ともに健康であることが重要であると考え、健康経営を推進して参ります。健康でいきいきと業務に取り組める環境整備を進めていくために、次の項目に取り組むことを宣言致します。
- 一般健康診断受診率の向上
2024年度目標値100%
一般定期健康診断の100%受診を目指します。 - メンタルヘルスへの理解
ストレスチェック受検率 2024年度目標値100%
健康で働きやすい職場環境の実現へ向けたストレスチェックの実施
メンタルヘルスに関する研修等を実施し、メンタルヘルスへの正しい理解を深めていきます。 - 有給休暇取得率の向上
年6日以上の有給休暇取得率
ワークライフバランスの実現へ向け、有給休暇を計画的に取得することを推進していきます。 - 健康関連施策等への取り組み
生活習慣の改善、運動習慣の定着へ向けた社内教育・研修を実施していきます。 - 喫煙率の低減
2024年度目標値22.0%
社員教育・研修による社員の禁煙意識向上を図り、喫煙率の低減を目指します。
2024年4月
代表取締役社長 清下 洋介
■ 「健康経営優良法人2024」について
■ 健康経営推進体制について
■ 健康経営戦略マップ
※経済産業省が策定した「健康投資管理ガイドライン」では、健康経営の戦略を策定する際に自社の課題と健康経営の取り組みのつながりを整理するためのツールとして、「戦略マップ」を推奨しています。
■ 健康経営関連指標の実績推移
指標 | 2022年 | 2023年 | 目標値 |
---|---|---|---|
健康診断受診率 | 97.7% | 98.8% | 100% |
定期健康診断後の精密検査受診率 | 3.3% | 9.7% | 30% |
特定保健指導対象者率 | 18.4% | 15.3% | 10% |
特定保健指導対受診率 | 1.9% | 4.0% | 30% |
労働時間の状況(月平均残業時間) | 1時間 | 0.8時間 | 0.5時間 |
喫煙率(40歳以上) | 24.5% | 26.2% | 20% |
睡眠により十分な休養が取れている人の割合(40歳以上) | 60.7% | 59.6% | 70% |
飲酒習慣者率(40歳以上) | 13.0% | 13.6% | 10% |
運動習慣者率(40歳以上) | 29.5% | 28.9% | 50% |
適正体重者率(40歳以上) | 64.5% | 61.8% | 80% |
血圧リスク者率収縮期血圧180mmHg以上(40歳以上) | 0.5% | 0.6% | 0% |
血糖リスク者率空腹時血糖200mg/dl以上(40歳以上) | 1.5% | 1.5% | 0% |
平均勤続年数 | 16.6年 | 16.5年 | 16.5年 |
有休休暇取得率 | 50.9% | 52.2% | 70% |
ストレスチェック受検人数 | 502人 | 491人 | 従業員全員 |
ストレスチェック受検率 | 98.6% | 99.5% | 100% |
高ストレス者数 | 12.9% | 14.6% | 10% |
プレゼンティーイズム※SPQ(東大1項目版)による測定 | 85.7% | 86.3% | 90% |
アブセンティーズム疾病による欠勤日数 | - | 464日/2人 | 0日 |
ワークエンゲージメント ※組織への愛着、役割の遂行、仕事に対する向上心に関する項目から測定。全国平均50点 |
51.5点 | 51.4点 | 55点 |
※パート社員を含む全社員を集計
※プレゼンティーイズム、ワークエンゲージメントの数値は、ストレスチェックに準ずる
健康管理の徹底
共に働く人々の健康の保持増進のため、定期的な健康診断の実施はもとより、人間ドックの推奨及び費用補助制度を導入しています。
ノー残業デーの推進
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)推進の為に「ノー残業デー」を導入しています。
ストレスチェック
近年、仕事や生活に関して強い不安、悩み又はストレスを感じている労働者が増える中、より積極的に心の健康の保持推進が必要となっています。そのため、当社では本人のストレスへの気付きを促すとともに職場環境の改善につなげ、働きやすい職場づくりを進めることによってメンタルヘルス不調を未然に防止すること(一次予防)を目的にストレスチェック(心理的な負担の程度を把握するための検査)を実施しています。
「こども110番」運動への参加
「こども110番」のステッカーを営業車に貼付し、運動を実施しています。これは、子供がいざという時に駆け込める場所として車両を提供することで地域とのつながりを深くし、治安維持に貢献できればと考えています。
小児糖尿病サマーキャンプへの参加
2018年8月9日から12日の3泊4日の日程で国立大洲青少年交流の家にて「第39回愛媛ブルーランドサマーキャンプ」が開催されました。子供たちが自然の中での集団生活を通じてインスリン自己注射や血糖自己測定など自己管理に必要な糖尿病の知識・技術を身につけるとともに、メンタルケアの場ともなっており、ともに励む仲間を作る場を提供しています。
認知症サポーター養成
医療を支える企業として、高齢化の進む日本で増加している認知症の方を応援するため、認知症を正しく理解し、認知症の方やその家族の良き理解者である「認知症サポーター」の養成講座を全社的に開催しました。
社員一人ひとりが研修で身につけた知識を活かし、豊かな地域社会づくりを推進していきます。
地域見守り活動
当社は、医薬品卸企業として積極的に地域包括ケアに協力しようと、2015年度から四国内11カ所の自治体と「地域見守り活動」に関する協定や約束を交わしています。通常業務の範囲内において、訪問したお宅などで状況や様子の異変に気づいた場合、各自治体へ連絡し、市職員や民生委員児童委員などが状況確認を行うことで、地域のゆるやかな見守り体制を構築する取り組みに協力していきます。
福祉車両、車椅子等の寄贈
2015年10月に設立10周年を迎えたことを機に、社会貢献の一環として、営業エリア内の自治体や社会福祉協議会へ福祉車両や車椅子等の寄贈を毎年行っています。今後も引き続き、地域に根差した事業活動を行い、地域社会の皆様に愛される企業を目指してまいります。
[香川県]2015年9月
[愛媛県]2016年9月
[高知県]2017年9月
[徳島県]2018年9月
[高松市]2019年10月
[宇和島市]2020年10月
[南国市・南国市社会福祉協議会]2019年9月
[綾川町]2020年9月
[美馬市]2021年10月
[四万十市]2021年12月
[伊予市]2023年1月
[徳島市]2023年2月
[三豊市]2024年3月
[新居浜市]2024年4月
屋内節電
屋内の蛍光灯を一部取り外し、節電しています。
クールビズ・ウォームビズ
過剰な冷暖房を抑制するため、「ノーネクタイ」「ノー上着」など夏の軽装や、重ね着をしたり膝掛けを用いたりする等の工夫を実施しています。
エコカー導入
脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、電気自動車やハイブリッド車を積極的に導入しています。
コーポレート・ガバナンス
四国アルフレッサは、アルフレッサグループの一員として、生命・健康に関連する領域で事業を営む企業として、アルフレッサグループ理念体系を実践し、さまざまなステークホルダーに対する責任を果たすことを掲げています。こうした企業としての社会的責任を果たし、企業価値の向上を図るために、コーポレート・ガバナンスの充実が基本であると考えています。 意思決定の透明性・公正性を確保するとともに、保有する経営資源を十分有効に活用し、迅速・果断な意思決定により経営の活力を増大させることを大切にしています。
コンプライアンス
コンプライアンスは「共に働く人々が法令、社内外の諸規則および社会規範を遵守し、法的責任と社会から期待される倫理的な責任を主体的に果たすこと」と定め、誠実な事業活動を遂行しています。
リスクマネジメント
事業の経営にマイナスの影響を及ぼす、または及ぼす可能性のあるさまざまなリスクに対して、適時・的確な管理・実践が可能となるように体制・対応策を整備しておくことが大切だと考えています。リスクを予見、識別し、対応策を整備するとともに、共に働く人々がそれを理解し、また自らの役割を認識して責任ある適時・的確な行動がとれることを目標に掲げています。